転職活動のメソッド

〜退職したいことを上司に伝えられない自衛官へ〜元自衛官である私の伝えた方伝授
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小隊長や隊長に退職したい旨を伝えるのは、人生の中でも一世一代の大勝負のような、非常に精神的な負担があり、苦しいことですよね。私も言い出すのに1ヶ月もかかりました。

ちなみ、退職を言い出せない一般的な理由は以下が多いそうです。
①上司に話しかけづらい
②退職日までの間、職場で気まずい思いをしそう
③引き止めに合いそう
④自分自身でもどうしたら良いのか正直わからない


そんな同じ気持ちでいる自衛官に対し私が退職を伝える上で行った方法について、お伝えします。一つの参考にしてください。



1.なぜ辞めたいかをしっかりまとめる


これは転職活動をする時に志望動機を考えることと一緒だと思います。いかに、熱意をもって伝えるか、そして矛盾なく伝えるかである。退職動機を考える中で、以下の点を注意してまとめると良いです。

①自衛隊で出来なく民間で出来る事は
退職を理由を伝えた時に、それは自衛隊でもできるのでは?と思われたら、そこを突っ込まれて、上司としても場合によっては異動を考えうなどの対応をします。そうすると中々辞めずらくなってしまいます。

そこで、「自衛隊では出来ないこと」、「民間では出来ること」をプラスのことでも良いし、ネガティブなことでも良いので考えることが大切です。

プラスのことの例えとしては、パラレルキャリア(第2のキャリア)を築きたいということでも良いと思います。自衛隊は復業(副業)が禁止されています。バレた時には処分の対象になります。

そこで、「これからの時代の変化のリスクヘッジをする必要があり、副業などして自分のキャリアを築きたい。民間では副業を許可する会社が多くなってきています」などを伝えるのも一つの手になります。

ネガティブなことの例えとしては、自衛隊は遅かれ早かれ必ず転勤があり、自衛隊生活では3回以上(幹部であれば十回程度)あります。私が伝えたのは、転勤のない会社に勤めたいと伝えました。子どももいたので、父から得た教育は非常に重要だと感じ、子どもとずっと一緒に暮らせる仕事がしたいと伝えました。

上記のことをしっかり伝えることで、確かに自衛隊では出来ないなと上司が思ったら勝ちになります。その理由をしっかり考えてまとめてみてください。

②なぜ今なのか
もう一つ、引き止めに合う大きな状況の一つに、なぜ今なのかという点を突っ込まれることがあります。まだ、1、2年しか勤めていなければ少なくとも3年はとか、子どもがいれば、子どもが大きくなってからで良いのではなど、今でなくても良い理由を挙げて引き止めをかけてきます。

そうならないためにも、なぜ今なのかを考えてください。

私が伝えた方法としては、ちょうど30歳の年に自衛隊を辞めたので、当時は、「精神的にも体力的にも十分に今だからこと辛いことを乗り切れるのではないか。これが、10年後、20年後になった時に、体力がどうなっているのかわからない。」また、「未経験な領域に行きますので、人から教わるには、若ければ若いほど良いと考えている。やはり、40歳、50歳に教えるというのは周りの方が難しくなってくる。」と考えている旨を伝えました。

実際に転職してみて、それは今では正解だと考えています。やはり、体力は歳を取れば取るほど、落ちて行きます。また、人から教わるのも、30代後半になるとだんだん難しくなってきます。私は、30歳で決断して良かったと思います。

2.伝える時をイメージし練習


退職を伝える時は、自信を持って伝えることが大事です。確かに転職は不安があり、それが解消することはできません。ただ、少しでも上司が不安に感じましたら、引き止めにかかってきます。

それには上司に伝える時のことをイメージし、練習することである。また、どのようなことを聞かれるだろうなということを想定し、想定問答をまとめておくのも良いと考えます。

一番、良いのは退職したことを打ち明けることのできる友人がいるのであれば、その友人に協力を得るのが良いです。上司に話すような形で練習し、質問を投げかけていただく。そのようなことを繰り返し、空でも言えるようなことが大切です。

繰り替えるになりますが、自信を持って伝えることが大切です。私は、自信も持って伝えることが出来ず、一度失敗に終わった経験があります。

3.上司にメールでアポを取る


上司に退職する旨を伝えるタイミングを仕事の合間で見つけようと思うと、ほぼ見つかりません。なぜなら、周りに同僚がいると思いますし、仕事の忙しさを言い訳に言い出せないのはしょうがないという勝手な合理的な解釈を脳は行います。

そうすると、ずるずると時が流れてしまいます。そうならないためにも、少なくとも上司の電話ばんごうは把握していると思いますので、ショートメールか何かで、「退職を考えております。お時間をください」と一言送るのです。そうすると上司は、必ず時間を作ってくれます。

もし、万が一時間を作ってくれず、話に応じない場合は、依願退職願いを書くことも一つの手段になります。一番よくないことは、何も伝えず、出勤拒否をすることになります。それだけはないよう、メール、手紙、電話などを屈して上司のアポを取ることを勧めます。

そして上司と話す時は、イメージトレーニングした結果を発揮するだけになります。

4.引き継ぎ事項はしっかりまとめる

「飛ぶ鳥跡を濁さず」という言葉があるように、円満な退職をするためには、しっかり自分が行ってきたこと、そして、本来はこれから自分が行う予定であったことをまとめて、引き継ぐことが大切です。

まとめ方の方法で一番良いのは、WORDか何かファイルデータで残すとともに、マニュアルにして残すことも大切です。引き継ぎノートということで、ノートに残す場合もありますが、それだと引き継がれていかないケースがあります。

ファイルデータに残すことによって、何かことが生じた時に、検索をかけることで、その情報を引き出せますし、それをアップデートしていくこともできます 。図などが必要な場合は、手書きでかき、写真を取って貼りければ良いかと考えます。

引き継ぐことをまとめるというのは、逆に言うと、引き継がないものはしっかり、データであれば消去、書類であれば破棄をすることも大切です。不要な情報が多ければ多いほど、必要なことをまとめても、結局何が大切なことがわかりません。

不要なデータも多く、カテゴリーもバラバラでよくわからないという場合が一番、最悪になります。

繰り返しになりますが、円満退職をするなら、しっかり引き継ぎ事項をまとめるようにしてください。もし、円満に退職することが出来れば、その時の上司や、先輩なども、何か相談したい時に相談に乗ってくれる可能性もあります。これからの財産になります。


以上が、「退職の旨を円滑に伝える方法」であります。一つの参考としてください。

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