
最も難しい中途退職
「転職するよりも退職するほうが困難である。」いろいろ人や書物、昔からずっとずっと、長い間言われていることです。なぜ人間は「退く」ことができないのか。「損失回避性」による、「エセ不肖不屈」。。。心理学では、利益から得られる満足より同額の損失から得られる苦痛の方が大きいとよく言われます。
人間の心理には、損失より大きく評価してしまうところがあり、その心理的インパクトは、利益の2倍とも2.5倍あるとも言われています。
ここまで来たのだから戻れない。帰れない。引き返せない。人生の様々な局面で、このような場面があると思います。ネガティブな緊張状態の元で下す判断は、ほとんどが良い結果を生みません。
それは、様々な一流の格闘家やスポーツ選手が証言しています。失敗する人のほとんどが、すでにネガティブなプレッシャーに潰されています。
しかし、思考停止状態にあるにも関わらず、自分は冷静であると思い込み、なおかつ、必死で頑張ればいずれ逆転するという「神話」を信じてしまわざるを得ない状況です。
すなわち、「この苦境は必ず乗り越えられる」「絶対にいつか逆転できる」「不肖不屈の精神」そんな多くの日本人に先祖代々受け継がれている気概。あるいは美徳。この「不肖不屈」という日本人が集団意識として持つ美徳。その気持ちはとても大事なことだし、それは今までも数々の素晴らしい奇跡を起こして来ました。
ただ、この日本という国の自殺率の高さをご存知だと思います。これから確実に迎えるであろう超高齢化社会を前に・・・世界ランキングでもいつも上位です。
支えるべきお年寄りが圧倒的に増える中、働き盛りの大黒柱。夢を追いかけている若者、未来ある学生までが自らの手で命を絶っていく。こんな嘆かわしいことがあるのでしょうか。こんな悲しいことがあるのでしょうか。
自衛隊を中途退職し明日から自衛隊に行かなくても良くなる方法
・すぐに明日からしばらく休める方法はないか・一番長く、なおかつお得な休み方はあるのか
・休養中に自分がなにか成長できるものはあるか。
もしかしたらもっといい方法があるのかもしれません。
「明日から自衛隊に行かなくても良くなる方法」
<概要>
1.病気休暇(3ヶ月間程度)※自衛隊の規則にもよる
2.傷病手当金(1年6ヶ月間)
3.職業訓練
まずは公的扶助の全体像を理解し、いち早く手続きに動きましょう。「ちょっと待って。自分は病気も怪我もしていない。病気休暇なんて取れないぞ・・・」
そう思われるかとは思いますが、ご安心ください。
「無理なく、自然に」
「かと言って会社があなたを強制的に登庁することができない」
病院で「心療内科で”うつ病”、”適応障害等”の診断書を書いてもらう」
ただそれだけです。この診断書があるだけで、自衛隊ならもうあなた登庁させることはできません。
ちなみに診断書を書いてもらうのは簡単です。初診時に問診票を記入します。
頭痛、吐き気、目が良く見えない、手足が震える、手足が痺れる、舌がうまく回らない、物忘れがある、話が周りくどい、涙もろい、怒りっぽい、惹きつけ、気を失う・・・等々
まずそいうアンケートみたいな奴に○をつけます(問診票)
これらの問診票の回答や、医師との診察での受け答え、全てネガティブな感じで答えるだけです。あっけないくらい簡単に診断書を得ることができます。
それさえあれば、自衛隊に登庁しなくとも、大丈夫になります。
これらの公的扶助を全て受給できれば、少なくとも見積もって2年以上、その長期に渡り、目安としては、現在の月収の60%程度の公的扶助を受けることができます。
仮病で一週間程度休んだところ、あなたの人生は何も変わりません。周りの人に、子どもじみた嘘をつく奴だと思われて終わるだけです。
2年間休めるならば、あなたの人生を変えるには十分な療養期間になります。
重要なのは「中途退職後」から
療養期間の落とし穴について記載します。インターネットにある中途退職関係のサイトや書籍ならびに情報商材などは、退職する「手続きだけ」を説明しているものが多いです。中途退職するだけ知るんだったら、あまり意味がないと思います・・・・・
かと言って、そsの充電期間をどのように過ごせば良いのか。そこまで具体的に教えてくれているものはなかなか内容に思います。
ですが、実は本当に大切なのは、この「自衛隊を退職してからの充電期間をどう過ごすか」です。
あなたの人生にとって、「再就職に向けて頑張ること」は一番重要なコオではありません。充電期間中のあなたの人生にとって一番重要なことは
・どれくらい心を回復させることができるか
・どれくらい技を習得できるか
・どれくら体を休められるか
・どれくらい人として成長できるか
これらのことにフォーカスしていれば、再就職できるかどうかの問題などは、自然に解決に向かいます。

