
自衛隊を辞める、退職するなどを上司に伝える時、非常に勇気が入りますよね。また、辞めると上司に伝えても、なかなか退職の了承を得られないということもありますね。そんな自衛官に、「辞められない、退職できない」という悩みから解放する方法をお伝えします。
自衛隊を退職したい理由
事例1転職を考えている現在3尉(自衛隊生徒出身)です。現在、職場における人間関係と勤務環境、防大卒者と比較した人事上の制限、結婚を目前に転勤の多さ等で、転職を考えております。
婚約者は私に意思決定を任せてくれていますが、私の両親、相手のご両親共に否定的な意見を頂き、思い留まるべきか悩んでいます。
転職したいが、民間企業に通用する資格や経験もない。転職出来たとしても不安定な生活を強いられる可能性もある中で本当に転職すべきか悩んでいる最中です。職場、上司にはまだ話をしていません。
事例2
初めまして。現在、退職を考えている海上自衛官です。退職について悩んでいる際に、貴方様の有益なサイトを見つけることが出来ましたので、折り入って相談させて頂きたいと思います。
近々退職を考えております。一番の理由としましては、「やりたいことがある」ためです。 昔から「絵を描くこと」趣味であり、1度しかない人生でイラストレーターとして腕試しをしたく、退職を決断致しました。
他の退職理由としましては、
·イラストレーターを目指す際、自衛隊として在職していても利点がないから(職務上、金銭のやり取りは発生する副業、クラウドソーシングを行うことができないため)
·自衛官という職に加えて、営内者、独身のため、自由に制限がある。(帰隊時刻、当直の頻度が営外者よりも高い。)
·現在の職場でやりがいを見いだせない。(仕事内容が激務ではないにしろ、たまに土日出勤をして仕事を消化している)
·独身という理由で、積極的に海外派遣、艦艇勤務を命ぜられる。(艦艇乗組の際過去2回、陸上勤務で過去1回海外勤務あり)
事例3
陸上自衛隊3曹です。相談出来る人が誰もいないので相談させて頂きたくお送りしました。18歳入隊の22で3曹昇任しました。
陸士時代はとても充実した時間を過ごせて本当に楽しかったのですが陸曹になってからこれからここで仕事していくという事にしっくりきていない事がきっかけで周りの頑張っている人達に申し訳なくなってしまい上司にはよく思われなくなるんじゃないかとビビりまくり、後輩指導をする時も何か言い返されたらどうしよう、とか間違っている事を教えてしまったらどうしようと考えて何も言えなくなりました。
更にその姿がやる気の無いように見られ同期から叱責されるようになり関係が最悪な状態にもなってしまいました。転職を視野に現在情報収集や自己分析を行っているのですがスキルも自信も無い自分は現在の状態で転職することが正しいのでしょうか?
自衛隊を辞められない・退職できない理由
事例1先月の試験で昇任試験に合格し、夏から昇任のための教育研修が決まりました。しかし私は、現在お付き合いをしている方と結婚準備をするため仕事をやめ転居することを考えています。
中隊長に退職の意思をしめしたのですが、結婚くらいで揺るぐ意思だったのか、それは正当な理由として認めない、と引き止めを食らっています。
また、合格を蹴るということがどういうことか、今後の生活をどうすのかを説教するから恋人を連れてこい(恋人は同じ部隊の人です)、そうでなくては手続きをしないと言われました。
事例2
海上自衛隊で艦艇勤務のものです。精神的にきつくすぐに辞めたいのですがなかなか辞めさせてもらえません。今私の船は忙しいので補充部かどこかの陸上に降りてから辞めさせてもらえるそうですがなかなか連絡がつきません。
もう1年以上も交渉や話し合いをしています。精神を完全に病んで頭がおかしくなってしまった人だけが1週間程度ですぐに降りて辞めていきます。護衛艦は増えていっているのに人はふやさないので人手不足のせいで完全におかしくなるまで使われるのです。
私はほかの人間から見ると一見まともで真面目そうで思いつめてもいないそうに見え、逃げたこともないので人事をやっていないのだと思います。海上自衛隊を恨むつもりはないです。私には向いていなくて精神的に追い詰められているので転職したいだけです
事例3
私は昨年の3月に会社員から一般陸曹候補生として自衛隊に転職した今年28になる男です。9月末に部隊配属され、今日に至ります。しかしながらここに来て、やってもやらなくても給料が変わらず、またそのせいで当然やらない人間もいる環境に嫌気がさしました。
また成果主義の民間企業に戻りたい。そのような話を小隊長、先任曹長、隊長に話しましたが、先任曹長以下は納得して頂けたのですが、隊長が首を縦に振りません。
気持ちはわかったが、宣誓しているのだから簡単には辞められない。民間でちゃんとやっていけるのかを見極めなければならない。そのために今月末の小隊検閲でしっかり結果を出してからまた話し合おう。また、そのとき辞めてからの将来設計をレポートとして提出しろとのことでした。正直言って、話は平行線のように感じます。年齢もあり、焦っております。
自衛隊を辞めるための方法
自衛隊を円満退職するために必要なこと。それはたった一つだと思います。それは「最後の最後まで仕事を全力でやる」ということ。自衛隊を依願退職をするということは、それだけで周りの人に沢山の手間と迷惑をかけます。
もしかしたら、中隊長など上司の成績にも悪影響を与えてしまうかもしれません。特に曹になってから辞める場合、中隊長は上司である大隊長、連隊長、師団長まで報告しに行かなければならないのです。
どんな理由で辞めるのか。辞めた後しっかりとやっていけそうなのか。辞めた後の後任者をどこから引っ張ってくるか。仕事の引き継ぎはどうするのか。「自分が辞めるための手続きで、沢山の人に時間と手間を取らせてしまう!」
「自分が辞めることによる人事異動で、誰かの人生に影響を与えてしまう!」このことに気づいた時に、「これは迷惑をかけた分、最後まで仕事を頑張ろう!」と思いました。
そして最後に去る時、「お前がいなくなるのは痛いけど、辞めてからも頑張れよ!」と言ってもらえるくらい貢献しよう!そう思い、仕事をこなしました。私はそれを、「惜しまれつつ去る作戦」
話あっても自衛隊を辞められない時
退職代行サービスを利用する。退職代行(たいしょくだいこう)とは、労働者が会社を退職したいと考えた場合に、労働者に代わって退職の処理を行ってくれるサービスです。2018年頃からサービスを行う業者が急増、テレビなどにも取り上げられたとこにより話題になっています。
通常は、労働者(1年以下の有期雇用労働者を除きます。)には退職の自由が保障されており、いつでも会社に退職の意思を表明して、退職することができます。
しかし、一部企業では、退職を伝えた労働者に対して執拗な引き留めを行ったり、脅しや嫌がらせをして退職を撤回させようとするケースがあるようです。
このようなケースでは、労働者が心理的に萎縮してしまい、簡単には退職できないとことも多いとか。
このような状況に陥った労働者に、スムーズな退職を実現するのが退職代行サービスです。
退職代行業者ができること
公務員の場合は通常の会社とは異なるそうです。なぜなら、公務員は国や各地方自治体ごとに規定の書式があったり、辞令交付式への出席があったり、独自のルールがあるからです。そのため、ルールにのっとって、代行を進めていく必要あるとのことです。
ある事例によると、自衛隊員の退職代行であったそうです。自衛隊は代行実施後に出勤したそうです。
公務員、自衛隊員は民法の規定よりも特別法が優先されるため、民間のように一度も出勤せず、上司にも会わないというのは難しい状況でした。
さらに、自衛隊員は自由に出入り出来ない基地内に居住しているため、上司との接触なしに姿を消すことが出来ません。そのため、代行を利用しても出勤は必要になるとのことです。
退職代行の仕事
LINEやメール、電話などで、「会社を辞めたい」「公務員を辞めたい」といった依頼を退職代行会社が受けたら、まず、お話を聞き、免責事項を説明するとのことです。依頼者の会社との契約の種類によっては代行出来ないケースがあり、いくら経験を積み、ノウハウがあっても「即日退職すること」「二度と会社に行かなくていいこと」を100%保証することは出来ません。
退職代行会社の説明に納得したら、費用を入金し、代行開始になります。流れは以下の通りです。
退職代行サービスについて知りたい方は以下に相談してみてください。
