滝沢秀明ジャニーズ事務所副社長のビジネスセンスと先見性

“出世をする”ことと、“革新的な事業を始める”こと。

 特にその事業が、会社全体の方向性とは反するものだった場合、この2つを両立させることは難しいように思える。伝統ある企業であればあるほど、その中で新しい流れを作ることには大きな苦労が伴う。だが、それを両立した男がいた。滝沢秀明である。

新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が出ていた4月――。ジャニーズ事務所が防護服を3万3000枚、医療用マスク30万枚と抗菌マスク20万枚などを医療従事者に寄付する旨を発表した。5月に入ると所属アーティスト76人(編注:後に手越祐也の参加を見合わせることになったため75人)からなる期間限定ユニット「Twenty★Twenty」を結成し、チャリティーソング「smile」を制作すると発表。チャリティーソングの曲と詞は、Mr.Childrenの櫻井和寿が手掛ける。チャリティーソングの売り上げを医療機関などに寄付する予定だ。

 この2月以降、ライブや演劇は軒並み中止になり、エンターテインメントに関わる企業は大きな打撃を受けている中、ジャニーズ事務所が、単に利益を求める営利企業であるわけではなく、社会貢献への意識が強い組織であることをあらためて印象づけた。

 「Twenty★Twenty」75人の中にはV6、Kinki Kidsや嵐、King&Prince、SixTONESなど14グループに加えて山下智久も入っている。チャリティーソングの制作自体は、同事務所が進める社会貢献活動「Smile Up! Project」の一環で、活動のプロデューサーを務めるのが同事務所の滝沢秀明副社長だ。結成にあたり「ジャニー(喜多川)の集大成として社会貢献できれば」とコメントしている。

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滝沢秀明ジャニーズ事務所副社長 10年前にYouTubeに目を付けていたビジネスセンスと先見性に迫る (1/5)【ITmedia】