【ビジネス経験ゼロ】未経験者の転職は難しいは誤解!うちの会社に”ぜひ”来ないかとお願いされてしまう方法(詳細を見る)

「本当に30歳を超えても未経験分野への転職は可能なのか」、「ビジネス経験はないが、採用してもらえるのか」、「公務員の経験を理解してもらうのは難しいのではか」など、公務員はどんなキャリアを積んでも、未経験者として扱われてしまい、「公務員からの転職は転職は難しい」と思ってないでしょうか。

そうです、難しいのです!しかし、未経験者は未経験者なりの転職活動を行えば、「ぜひうちに来て欲しい!」と言われるのです。

私は、元公務員ですが、以下に紹介する転職活動により、内定を勝ち取りました。しかも、転職を6回も繰り替えした中でも、内定をもらえました。未経験者だけでなく、職歴が人より多くなっても、内定をもらうことが出来るのです。そんな実体験に基づく、転職メソッドをあなたに共有します。



1.転職エージェントや大手求人サイトを頼るな


公務員が転職をする際、人材紹介会社のサービスに登録し、転職エージェントを利用することも一つの手でありますし、大手求人サイトを利用するのも一つであります。しかし、人材紹介会社や大手求人サイトのビジネスモデルしっかり理解した上でサービスを利用することが重要です。

①人材紹介会社のビジネスモデル

人材紹介会社は、以下のように大きく分けて4つのことを行っています。

a. 採用を検討している企業(以後、求人者)から希望する人材像をヒアリングし、受注する
b. 求職者の中から、適切な候補者を求人者に紹介する
c. 求人者は人材紹介会社の提供する候補者の情報を確認し、面談を行う
d. 面談後、求人者と候補者の間で雇用契約が結ばれた場合、成功報酬として人材紹介会社へ求人者から支払われる
②売上構造 人材紹介会社では成功報酬型を用いることがほとんどです。では、一体いくらくらいの成功報酬が発生するのでしょうか。

紹介手数料(報酬)について現状では、市場において特に定められているわけではありませんが、求職者の想定年収の30%~35%が相場のようです。よって、想定年収が400万円であれば(400×30%=)120万円の報酬が発生するということです。

③人材紹介会社の種類

人材紹介会社は、サービスの形態によって以下のように3つに分類できます。

a.一般紹介・登録型
求人の依頼を受けてから、求職者に企業を紹介し、希望する候補者を求人者に紹介する最もポピュラーな形態です。

b.サーチ型 求人の依頼を受けてから、条件に合う現役で働いている人材を求人者と引き合わせます。ヘッドハンティングとも呼ばれ、役員クラスでの求人依頼が主になります。

c.再就職型 リストラの対象になった社員等を再就職できるように支援する形態です。

④人材紹介会社利用のデメリット

30%(目安です)の成功報酬がデメリットになることがあります。採用する企業側からすると、求職者の年収の他に30%の費用が発生するわけです。

年収600万円の人を採用することになった場合、企業は780万円のお金が必要になります。年収800万円の人であれば1,040万円です。

人材(人財)の採用にお金がかかるのは当然の理論ではあります。

しかし企業としては不要な支出は避けたいのが本音です。

年収+30%の価値があるとアピールできるかどうかがポイント人材紹介会社経由でなければ採用したい人材、ただ・・・という状況が発生するのです。

その「人材紹介会社経由でなければ採用したい人材、ただ・・・」が発生してしまうことがあるのが、人材紹介会社を使用するデメリットです。

また、注意が必要なのが、内定を得た時に、良いことがだけを伝え、内定承諾にもっていこうとすることがあります。

企業が人材紹介会社に頼る場合は、ある分野にたけたスペシャリストを採用したい場合か、離職率が非常に高い場合です。

もし、自分にも専門性をもったスペシャリストではないにも関わらず、人材紹介を通して、内定を得た会社は一歩立ち止まって考えることを進めます。

⑤エージェント利用の失敗事例1

現在の勤務先を紹介された 外資系大手企業に勤めるL氏が大手人材紹介会社を訪問したのは半年前。自分より若いコンサルタントが出てきたのは多少不安も覚えたが、求人情報が豊富だというので紹介をお願いすることにした。

しかし、期待はもろくも潰えた。キャリア相談の後、一週間ほどしてコンサルタントから送られてきた応募先の候補リストのなかに、現在L氏が勤める会社(日本・・・・)が含まれていたからです。

そこは・・・・というアルファベットの略称で有名や会社なのだが、L氏がコンサルタントに提出した自分の職務経歴書には「日本・・・・」というカタカナの正式名称を書いていました。それがゆえ同じ会社だと思わなかったらしい。

「うちの会社の正式名称を知らないなんと業界ではモグリだ。こんなコンサルタントを抱えて業界に強いと謳うなんて看板に偽りありだ」と、L氏がこの人材紹介会社を見切ったのは言うまでもない。

⑥エージェント利用の失敗事例2

IT業界内での転職を考えていたN氏が、ある人材紹介会社に登録したのは今から二年ほど前のことだ。コンサルタントにキャリア相談をしたところ、さっそく応募可能な企業を提案され、話はとんとん拍子で進んでいくはずだった。

ところが、タイミングの悪いことに、N氏の従事しているシステム開発プロジェクトで問題が発生し、連日深夜作業を強いられることになってしまった。そのためとても転職どこではなくなり、N氏は担当コンサルタントに転職活動をいったん休止することを告げた。

半年ほどして、仕事が一息ついたN氏は、転職活動を再開しようとしてそのコンサルタントに連絡を試みた。すると人材紹介会社から、前回サポートしてくれたコンサルタントはすでに退職していると返事が返ってきた。

それでも転職活動を再開したい旨を人材紹介会社に伝えると、後任者のキャリア相談の機会はせってされることがないままに、日々たくさんの求人案件がインターネット経由で送られてくるようになりました。

それだけでも食傷気味なのに、さらにN氏をうんざりさせるできごとがあった。それは「お送りした求人案件をご覧になり、応募する気が起きないものについては、なぜ希望に沿わないのか、その理由を一つ一つご返信をお願いします。」と後任のコンサルタントに言われたことです。

もちろん、なぜ受けたいのか、受けたくないのかという理由をフォードバックすることで、提案のマッチング精度が多少なりとも上がることが期待されるので、その依頼には一理あると言えます。

そう思ってN氏は日々、川のように流れてくる求人案件に頑張って目を通して、受けたくない理由を返していました。

しかししばらく経ってみて、N氏はどうもおかしいと考えるようになりました。受けたくない理由をフォードバックしているわりには、相変わらず似たような案件が次々と送られてきたからです。

結局、N氏はその人材紹介会社から送られてきた求人案件のなかの一社に内定し転職したが、N氏の転職活動について一度も後任コンサルタントに顔合わせなく終わった。

⑦大手求人サイトについて

大手求人サイトに求人を掲載している会社は確かに、人を募集してい企業である。ただし、大手求人サイトはお金をかけて会員を増やしており、自分がその求人を見ているということは、数百名が同じ求人を見ていると考えて良いと思います。

公務員の多くは、未経験者枠での採用になると考える。したがって、競争が多ければ多いほど、採用の可能性は低くなる。

また。企業は費用をかけて採用するということも踏まえ、未経験者を選択することは考えにくい。

応募できるのであれば、することに損はないがそれに頼り過ぎるのも可能性を狭めてしまう。

2.掘り出し求人を見つけろ

「公務員のからの転職術」。それは、いかに掘り出し求人を見つけるかであります。ただ、その前提としては、会社は入社して見なければわからないということもあります。

一見矛盾するように感じますが、掘り出し求人を見つけるには、「会社は入社して見なければわからない」という考えをもち、求人票を見ただけで、その会社を判断しないということです。

求人票を見ただけで、応募しないのはチャンスを捨てているようなものであリます。少なくとも、応募はあまり考えず行い、面接に進んだならば、面接官の言葉にしっかり耳を傾ける。また、しっかり質問をすることが大切です。

その話を聞いて、最終的に自分に合うのか合わないのか判断すれば良いのです。そこは慎重に判断することは重要です。

では以下に掘り出し求人を見つけるのか。それは、「数多く応募する」ということであります。では、どうすれば数多く応募できるのか。それは徹底的に、インターネットの検索を駆使して会社を探すかです。

そこでもう一つポイントが、求人票がある会社だけが人を募集しているわけではありません。会社は求人がなくとも、常に良い人材を探しており、良い人材と思えば話を聞きたくなるものです。

転職力は検索力かもしれません。また、会社の情報取集力になります。

繰り返しになりますが、公務員からの転職術は、

①.いかに掘り出し求人を見つけるか
②.会社は入社して見てからでないとわからない。
③.偏見をもって求人に応募しない
④.インターネットの検索力を駆使して会社を探す

これがまさにポイントです。

3.自分が接したことのあるサービスを提供している会社を選べ

公務員からの転職術その3は自分が接したことのあるサービスを提供している会社を選ぶということが大切です。

各会社の面接官がまず知りたいのは、「なぜその会社を応募したのか」ということです。面接の中で、真っ先にその質問が来て、そこで、明確に答えられるかがその後の面接を大きく支配されます。

一番、面接官が納得する答えは、そのサービスを利用して、何を感じ、自分としてどうしたいと感じたかである。

例えば、最近、見たフジテレビの番組で、あるアナウンサーがなぜ”フジテレビ”のアナウンサーになろうと考えたのかという回答に以下のように答えていました。※言い方は少し異なります。

「朝、早くに辛い部活にいく中で、5時頃に起きてテレビをつけるとめざましテレビがやっていました。そのめざましテレビの中で、頑張っている姿を見て、自分も非常に元気をもらった。」

「大学3年生の時に就活をはじめ、何になりたいかと考えた時にまず浮かんだのが、めざましテレビのアナウンサーが浮かんだ」

「自分もそのような元気づける人間になりたい」

と感じて、「”フジテレビ”のアナウンサーを志望し、見事にアナウンサーになっただけでなく、めざましテレビのアナウンサーになりました。」

このような理由であれば、”フジテレビ”を志望する理由が明らかであります。職種を目指す理由を述べるのも良いが、なぜその会社なのか、ということを言えることが大切です。

例えば、子どもの頃からガリガリ君を食べていて、今でも食べています。それを食べることが小さな贅沢であり、その贅沢を提供できる赤城乳業に入社したいと思いました。

など小さな経験を話すことが大事であります。

そうすると、経験は浅いが、商品に対する熱意や愛情などを感じてもらえ、もう少し話を聞いてみようかなという気持ちになります。

繰り返しになりますが、公務員からの転職については、自分が接したことのあるサービスであり、そのサービスが好きであることを伝えることがポイントであります。


以上が、未経験者でもうちの会社に”ぜひ”来ないかとお願いされる方法になります。繰り返しになりますが、以下のことを意識して転職活動をしてみてください。
1.転職エージェントや大手求人サイトを頼るな
2.掘り出し求人を見つけろ
3.自分が接したことのあるサービスを提供している会社を選べ


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