株式会社メルカリ 小泉文明氏の経歴を分析

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「メルカい一強の終わり」
個人と個人のモノの売り買いの場を提供する「フリマアプリ」が、メルカリ、ヤフー、楽天の三つ巴の戦いになりつつある。

フリマアプリは、個人間でモノの売買ができるプラットフォーム。出品者が多ければ多いほど、出品点数が増えて、購入者が集まり、プラットフォームの価値が高まる。 利用者が増えるほど便利さが増す「ネットワーク効果」が効きやすいビジネスで、勝者総取りになると言われてきた。

スマホが普及し、アプリでの買い物が普及し始めた2010年代前半、多くの企業がフリマアプリに参入した。その中で、またたく間にダウンロード数1億に到達し、シェアの半数以上を獲得して「勝者」の位置についたのがメルカリだ。

だが、ここにきて、王者、メルカリの地位が揺らぎつつある。追い上げているのは、楽天とヤフーだ。ネット通販大手の楽天は、フリマアプリの祖「フリル」を買収、2018年2月に楽天が持つフリマアプリ「ラクマ」と統合した。ネットサービス大手Zホールディングス傘下のヤフーは、2019年10月に「PayPayフリマ」を開始している。
(引用:【分析】ヤフー、楽天も欲しがるフリマアプリ。メルカリの牙城を崩せるか

メルカリ 小泉文明氏の経歴

スマホを使って雑貨などを個人で売買できる、フリーマーケットアプリ「メルカリ」のサービスを運営。2017年12月には世界で累計1億ダウンロードを突破。流通額は300億円超。18年6月東証マザーズに上場。

小泉文明氏は1980年山梨県出身。早稲田大学商学部卒業。2003年大和証券SMBC(現・大和証券)入社。投資銀行本部にてインターネット企業の株式上場を担当した後、07年ミクシィ入社。取締役執行役員CFOに就任しコーポレート全体を統括。退任後はベンチャー企業を数社支援し、13年12月メルカリに入社。14年同社取締役に就任。17年4月取締役社長兼COOに就任。

小泉文明氏のインタビュー

「セオリーを理解しそれを捨てる勇気をもつこと」
オフィスのエントランスには飾り棚に紛れるように会議室が配置されている。扉にある単語をつなぎ合わせると現れるのは株式会社メルカリが制定している3つのバリューだ。「Go Bold 大胆にやろう」「All for One 全ては成功のために」「Be Professional プロフェッショナルであれ」。

バリューの制定はメルカリ入社後、小泉氏の最初の仕事だったという。時は2013年12月、設立の10カ月目、メンバーはまだ10人を超えたころ。「ミッションとバリューはしっかり作るべきだと提案しましたね」と小泉氏は言う。

「これは以前在籍していたミクシィでの経験なのですが、強いサービスのある会社は社員の一体感も自然と生まれ、バリューを強調しなくてもうまく回っていくことがある。けれど、そのサービスが悪いフェーズに入ってしまうとバリューが浸透していない分、会社そのものがぐらつきやすくなってしまうんです。メルカリではサービスと会社とを分けて考え、会社としてのメルカリもきちんと定義したかった。5年後、10年後にどうなっていたいかをミッションにし、そのために必要な考え方や行動をバリューにて組織施策や評価、採用基準にもひもづけました」

14年5月、フリマアプリ「メルカリ」は業界トップの座に就いて以降、サービスは急成長を続けてきた。日米合算で6500万ダウンロードを超え、月間流通額は100億円以上。日本初のユニコーン企業(未上場ながら評価額10億ドル超の企業)として海外からの注目も集まっている。「メルカリの強さはこのバリューにあると思いますよ」

今年4月に取締役社長に就任した。ミクシィの取締役時代から経営する立場としては36歳にして10年にほど近い。小泉氏のいまに至る軌跡をまずはたどってみたい。
(引用:メルカリ 取締役社長兼COO 小泉文明インタビュー[前編]

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