IT業界は5つに分類される
IT業界は大きく分けると、下記の5つに分類されます。1. インターネット・Web業界
2. 通信業界
3. ソフトウェア業界
4. ハードウェア業界
5. 情報処理サービス業界
分類される業界の事業だけを手がける企業だけでなく、複数の分野にまたがって事業を展開する企業もあります。
(1)インターネット・Web業界とは
インターネット業界・Web業界には、Webサイト制作、ネットワーク構築、インターネット広告など、企業向けのサービスを行う企業と、ポータルサイト、SNS、ショッピングサイトなどの個人向けのサービスを提供している企業に分けることができます。
この業界の魅力は、お仕事や働き方は多種多様にあり、企 業のWeb担当者として自社のサービスや商品を紹介するためのサイトを制作・更新したり、制作会社に勤務してさまざまな業界や企業のWebサイト制作に携わることもできます。
また、自分らしく働きたい人には在宅・フリーランスがオススメで、女性にとっては結婚、出産後も安心して長く働けるということも人気の理由です。

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(2)通信業界とは
情報通信業は、総務省が所管する業種の分類である「日本標準産業分類」にもある業種のことで、分類コードではGに分類されています。
日本標準産業分類では、情報通信業を中分類37「通信業」、38「放送業」、39「情報サービス業」、40「インターネット附随サービス業」、41「映像・音声・文字情報制作作業」の5つに分類しています。
「通信業」には、固定電話業や携帯電話業、無線センターなどが含まれるでしょう。「放送業」は、テレビ放送局やケーブルテレビ会社、ラジオ放送局などが含まれます。
(3)ソフトウェア業界とは
パソコンやスマートフォンを使って情報を検索する、文章を入力するなど、ふだん何気なく使っている、コンピュータ上のさまざまな処理を実際に行っているプログラムのことを「ソフトウェア」という。
IT専門調査会社 IDC Japan の「国内ソフトウェア市場予測アップデート、2016年~2020年」によると、2016年の国内ソフトウェア市場は2兆7417億円、前年比3.9パーセント増となっている。成長の背景には、データ分析やセキュリティ対策の需要の増加などがある。
さらに同調査では、2015~2020年の年間平均成長率は4.2パーセント、2019年に市場が3兆円を突破し、2020年には3兆2388億円に達すると予測している。今後も成長が期待できる業界である。

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(4)ハードウェア業界とは
自宅にテレビやパソコンなど電子機器類が一つもないという人はいないでしょう。どの家庭にも必ず何かしらの電子機器が1台はあるのではないでしょうか。ハードウェアとは、電子機器類のような「目に見える」機械や設備、装置などを指します。テレビやパソコンの他、電子レンジや冷蔵庫も広義で言えばハードウェアと言えます。
ハードウェア業界への転職を考える上でどのような職種が求人としてあり、また、それぞれ職種がどのような仕事内容であるのか知っておく必要があります。機械設計と制御の部分に分かれまして、機械設計の部分がハードウェアになります。
(5)情報処理サービス業界とは 情報処理サービス業界(以下、SI業界)とは、あらゆる業界や企業の業務を円滑に進めるための独自のシステムを、企画から運用まで一貫して請け負う業界のことを指します。分かりやすく言うと、企業が抱える課題や悩みをITの力(システム)で解決していく業界です。
例として、銀行のATM、店舗のレジ、佐川急便の流通システムなど、生活に密着しているあらゆるモノが挙げられます。つまり、銀行・証券・物流・医療など様々な業界がビジネスの対象となるのです。
近年では、課題解決のためのシステムだけでなく、時代のニーズを先取りしたシステム開発も行われています。

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IT業界へ転職するには
IT企業に転職するには、理系じゃないと……と思っていませんか?実は文系の人にも多くのチャンスがあります。実際、多くのIT企業の募集職種を見てみると、必ずしもエンジニアばかりということでもありません。営業やマーケティング部門、管理部門などで多くの人が働いています。文系出身者がIT企業で働く際のポイントは、「咀嚼力」。 顧客や取引先が必ずしも理系のエンジニアとは限りません。難解なIT用語を相手が理解しやすい用語に噛み砕いてして伝える能力が必要です。
例えば、営業マンが顧客の経営層にプレゼンしたり、広報担当者がプレスリリース原稿を作ったりする時に、この「咀嚼力」は必須スキルになります。
咀嚼力を身につけるには、普段からITエンジニアとのコミュニケーションを通じて、自分自身が他者に説明できるようになるまで理解を深めたり、IT業界のニュースや書籍をよく読んだり、セミナーに積極的に参加することが必要でしょう。その土台となるインプットが重要になります。
(1)プログラマーとして転職する プログラミング業界内で転職を考えている方はもちろん、未経験からプログラマーへの転職を考えている方は軽い気持ちで一歩踏み出してみることをおすすめします。
私がおすすめするのは以下の3つの理由からです。
(1)未経験でも十分チャンスがあるから
(2)いま踏み出さないと将来後悔するから
(3)諦めることになってもスッキリするから
プログラミングの仕事が未経験でも目指しやすいのは人手不足なことが大きな理由です。
有効求人倍率(doda調べ)を見ると、全職種平均の有効求人倍率が2.46なのに対して、プログラマーが該当する技術系(IT/通信)の有効求人倍率は7.62となっています。

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(2)デザイナーとして転職する 未経験であっても、デザイナーへの転職は不可能ではありません。デザインやコミュニケーションスキルがあれば、異業種からの転職も可能です。厳密に言うと、30代後半からは難しいですが、20〜30代ならば、転職しやすいでしょう。
ただし、未経験であっても、何のスキルもなければ、デザイナーにはなれません。必須のスキルは、PhotoshopやIllustratorなどの、デザインスキルです。また、仕事する際に必要なコミュニケーションスキルも求められます。
中途採用の場合、社会人経験があるので、コミュニケーションスキルは新卒の人よりも、高いケースが多いです。
いずれにしても、 実務未経験であっても、デザインスキルやコミュニケーションスキルに自信があれば、転職可能です。

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以上が自衛隊からIT業界へ転職し、自衛官からプログラマーやデザイナーになる方法になります。未経験だからと諦めず、ぜひIT業界への転職を目指してみてください。