さらにこれからの日本は、感染症との共存、少子高齢化、介護時代、AI導入など、雇用を脅かす環境が待ち構えています。あの世界のトップ企業であるトヨタでさえ、終身雇用は守れないと公言しているほどです。
その激動する時代の中で、安定して仕事を得て稼ぐ3つのスキルを紹介します。どんな職種であろうとも、以下に記載する3つのスキルがあるかないかで、これからの時代を乗り越えることができるかを大きく左右すると考えます。
- 1.自分スキルの見える化スキル(ポートフォリオの作成スキル)
- 2.マーケティングスキル
- 3.マインドセットスキル
■激動時代に安定して仕事を得て稼ぐ3つのスキル
1.個人スキルの見える化スキル(ポートフォリオの作成スキル)
これからの会社では雇用するのではなく、個々のものと業務委託契約を結ぶという会社が増えてきます。最近の新しい事例としては、株式会社電通が一部の正社員を業務委託契約に切り替え、「個人事業主」として働いてもらう制度を始めることを公表しました。まずは2021年1月から全体の3%に相当する約230人を切り替えるとのことです。これは、「インディペンデント・コントラクター」といってこれからの新しい働き方(企業には属さない働き方)として提唱されている。そのような雇用社会になっていくと言われています。
また、企業に属していてもその企業に依存するのではなく、複業という形で、その企業とは異なる仕事をしていくということが当たり前の社会になっていきます。
その中で重要であるのが、「自分スキルの見える化」であるだろう。自分のスキルを他の人が認識できる形にするスキルが大切になります。そのためには、以下の3つのスキルが必要になってくるだろう。
①戦略的なキャリアデザイン
将来、自分はどのような自分になりたいのか。そのなりたい自分になるために、どのようなキャリアをデザインしていくことが大切であるのかを考えることです。今は、一つの会社に長く在籍することがメリットになるが、これからはそれはデメリットになり、これからは、戦略的にスキルを身につける、又はスキルを伸ばすためにどう多くの会社と関わっていくかが重要になります。
何も目的なしに転職を繰り返すことは市場価値は下がるが、目的をもって繰り返すことで市場価値を上げていくことができます
②自分スキルの棚卸
今度はキャリアの中で、培ってきたスキルを棚卸しすることが大切です。スキルの棚卸しと一言でいっても、具体的に何をしていけばいいのでしょうか。棚卸しの方法は大きく分けて3つあります。・今までの成果物の一覧を作る
・使ってきたツールをすべて書き出す
・メインの業務とは別に覚えたスキルを書き出す
この棚卸で大切なのか、思いつく限り書き出し、そしてそれを整理するということです。自分のスキルを棚卸し出来なければ、他の中に認識できるスキルを見せることもできません。
③自分スキルのメディア化
スキルを棚卸ししたら、それを見える形にすることが大切です。それは、職務経歴書のようにキャリアシートとしてまとめるということでも良いが、私がオススメするのがポートフォリオをメディア化することです。メディア化するためにSNSを活用しても良いですし、WORDPRESSのようなブログを作成しても良いと思います。ポイントとしては、何かのきっかけ、例えば名刺のようなものを渡す時に、自分のWEB化したポートフォリオのURLを付けるということです。
なかなか自分のスキルを言葉に伝えることができなくとも、メディア化することで、伝えることができると思います。私が作成しているこの「笑まち」サイトも私のポートフォリオの役目を果たしております。
このポートフォリオから、その人が何に関心を持ち、どのような知識やスキルを持っているのか、国語力はあるか、マーケティング力はあるかなどを見ることができるのです。
2.マーケティングスキル
マーケティングとは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。(引用:Wikipedia)
簡単に言えば、「誰」のどんな「不(不満・不便・不平など)」を解消するために、「何」を作り、それをどのように「伝え」、「届けるのか」を仕組みとして考えることをマーケティングというだろう。
どんな見栄えの良いものを作っても、それが「不(不満・不便・不平など)」を解消するものでなければ何の価値もないだろうし、それを「誰」が認識しなければないに等しくなってしまいます。
自分スキルは誰の「不」を解決することができるのものであり、それをどのように伝えたら良いのかを考える力が重要になってきます。これは例え、営業経験がなくとも、自分の購買行動を見れば、自然と見えてきます。
3.マインドセットスキル
マインドセットとは、経験や教育、生まれた時代背景、先天的な性質などから形成される物事の見方や考え方を指す言葉です。信念や心構え、価値観、判断基準、あるいは暗黙の了解や無意識の思い込み、陥りやすい思考回路といったものもこれに含まれます。つまり、マインドセットとは、無意識の思考傾向を表すものです。私は端的に言えば、「モチベーションマネジメント」と「ストレスマネジメント」する思考と考えております。激動な時代、様々な困難にぶち当たり、挫けそうになることも多くあると考えます。
その時に、どんな風にストレスを解消し、また、自分の気持ちを鼓舞するかが戦国のような時代に生き残るために必要になると思います。
年々、うつ病の精神疾患は増えていますが、少なくとも100年はそれが続くと思います。少しでも気を抜いたら、あっという間に気持ちが持って行かれ、あなたもうつ病になってしまいます。
うつ病から立ち直ることができれば強固の精神力が作れるかもしれませんが、多くの人が再発に悩まされているのが現状になります。マインドセットし、心の健康を常に保つことが激動社会を生き抜くためには必要になります。
以上が、激動時代に安定して仕事を得て稼ぐ3つのスキルであり、「笑まち」はそのスキルを培うサポートを提供します。