「好きなことで独立をしたい」と思う人には、自然とうまくいく流れと、うまくいかない流れの二種類があります。それは次のような考え方になります。
・×うまくいかない流れ:「お金を貯める」→「独立する」→「成功する」→「幸せになる。
・〇うまくいく流れ:「自分を満たす」→「分かち合う」→「それを習慣にする」→「成功する」→「豊かになる」
以下で、それぞれについて説明していきます。
うまくいかない人は、「お金を貯めて、独立しよう」と思うものです。独立開業するための資金をあらかじめ作って、それを元手に計画したビジネスを始めようという流れです。
この「お金を貯める」というのは、「頑張って貯金する」だけでなく、「頑張ってスキルを身に着ける」とか、「頑張って人脈を作っておく」といったことも含まれます。
共通するのは、まずは「頑張って」準備をしているということです。
もし好きであれば、「頑張る」必要はありません。好きではないから、頑張る必要があるわけです。
典型的なダメな例が、「今いる会社で頑張って働いて貯金をして、お金やスキルが十分になってから、独立・開業する。そうして成功したら、幸せになれる」と思っている場合です。
クリエイターなら、「新人賞か何か賞を取って、デビュー・独立して、成功したら幸せになれる」と思っている場合もあるでしょう。
これは、面白いほどうまくいきません。いつまで経っても自信はつきませんし、お金も貯まらないものです。人に認められることもありませんし、モチベーションも出ず、「いつか、私も」などと言いながら、ずるずると何もせずに進むことになります。
意を決して独立したとしても、ほとんどの場合がうまくいかないものです。インターネットが出る前までは、「お金を貯めて独立」でも大丈夫でしたが、現在ではもはや通用しなくなりました。
このように、「お金とスキルを集めて、独立して、成功したら幸せになれる」と思っている場合は、ほぼうまくいかないものです。
一方で、うまくいく流れというのは、「自分を満たして、分かち合おう」とします。「うわー、これ、楽しい!ねぇ、みんなもやってみなよ!」というノリで、まずはz分が楽しんだことを、周囲に広げてゆく、という流れです。
この「楽しい」は、「役に立った」でも、「面白い」でも「すごい」、「感動した」、「恰好いい」などでも構いません。
すると、周囲の人が「なに?なに?」と集まって来るので、その楽しさを周囲に教えてあげます。そして、それを一緒に楽しむわけです。
そんな風に与えることを習慣化していると、どんどん「私も欲しい!私も」という人が出てきます。楽しく与えていると、私大に「お金を払ってでも欲しい!」という人も出てくるので、お金をもらいながら与えることができるようになります。
そうすると、大好きなことをしながら、ファンも増えて、お金も着実に入ってくるようになります。最適なビジネスモデルも勝手にでてきていますし、「欲しい!」という人だけが来るので、セールスをする必要もありません。
また、価値あるものをどんどん与えている人は、話題になるものです。すると、わざわざ「集客」や「広告」などを考える必要がなく、勝手に話題になり、広がってゆきます。そしえ、その分野で成功して、金銭的にも豊かになるという流れです。
会社に勤めながらでもお金は入ってきます。思い切って独立の決断をする必要もなく、その収入が会社の収入源を上回るか、十分に生活できる額になったら、独立状態に移行すればよいのです。
すると、スムーズに決断して、自分の楽しいビジネスに乗り換えることができるようになります。
このように、「まずは大好きなことをして自分を満たして、分かち合う。それを習慣化して、成功すると、豊かになる」、これがうまくいく流れになるのです。
大好きなことでお金を稼いで、独立をする方法

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