下記は「あたらしい働き方」から一部を抜粋したものです。
古い価値観や常識に縛られない、新しい働き方が今、次々と出てきています。これでいない大きな魅力を持った働き方がたくさんありました。では、そうしたあたらしい働き方を手に入れるためには、どんなことが必要になるのでしょか。
まず、ひとつ間違いなく言えることは、あたらしい働き方を提供する会社で仕事を得るためには、極めてハイレベルな競争を勝ち抜かなければいけないということです。
先に、入社するにはハーバードやスタンフォードに入るより難しいかもしれない。
採用した信頼できる優秀な人材に、自由に仕事を任せることで成果を上げ、成長しているのが、あたらしい働き方の会社です。能力の高い社員を集めれば勝てる、というのが、これらの会社の発想なのです。だからそれ以外の人は入れない。
かつても競争率の高い会社はありません。人気ランキングの上位の会社もそうでしょう。しかし、それとはちっと違う競争率の高さだと私は思っています。ただ、優秀なだけではないのです。入社してから「大人」として扱われる事も、そのひとつです。
つい最近、アメリカの大手ポータルサイトで在宅勤務が禁止になりました。メディアの中には、やはり在宅勤務は問題がある、という論調もありましたが、私は違うと思っています。
レベルの高い社員しか取らないという強い意志がなければ、あたらしい働き方の継続は難しいという事なのです。「大人」を採用しないといけないのです。
過去のエリート的な優秀さではない、あたらしい働き方を得るために必要なスキルとは何なのか。
これを一言で言うなら、「自由にレバレッジをかけれる人」だと私は感じました。自由というものを、どう解釈得るか。2つ分かれるはずです。
自由だから仕事をしなくてもいい、怠けてもいい、ラクができていい、労働時間も自由だから、さっさと帰って何もしなくていいや、解釈してしまうという人か。一方で、自由からより大きな成果を得よう、能力を最大限発揮できる場にしよう、という人か。
端的に言えば後者、自由にレバレッジをかけられる人こそ、あたらしい働き方にふさわしい。では、そのときに必要となる能力とはどういうものなのか。
あたらしい働き方