もしも「私は内向型なんです」などと言おうものなら、人から白い眼で見られてしまうと思っているでしょう。
しかし、それは「内向型が悪い性格だ」と思い込んでいたときの話です。
「内向型は決して悪くはないんだ」を理解しているかもしれません。
「そうは言っても、『内向型が悪くない』と思っているのは自分だけかもしれないし、『まわりの人が内向型の性格に偏見をもっていたら』と考えると、やっぱり言うのは怖い」それでも躊躇している人は、こんな心配をしているのかもしれません。
しかし、「本当の自分」を周りに伝えることで得ることもたくさんあります。例えば、伝えることで以下の変化があったりします。
●まわりの人たちが親しげに話しかけてくれるようになった
●自分の性格がバレないようにと、おどおどすることがなくなった
●自分の意見を言えるようになってきた
●人付き合いのストレスが激減した
自分の性格をストレートに伝えた方が伝わりますし、あれこれたくさん話す必要はありません。
「私は、人前に出ると、すぐにあがってしまうんです」
「緊張するので、あまり注目しないでください」
「何時間でもしゃべらないでいられます」
このように、自分のことを端的に伝えて見れば良いのです。
これまで避けていた言葉を自分から言い出したあなたを見て、相手も最初は驚くかもしれません。しかし、すぐに理解してくれるでしょう。言葉に気を使わなくてよくなったことが伝わって、安心してくれることでしょう。
ぜひ、自分をされけ出して見てください。案外、スッキリしている自分に気づくでしょう。
(引用:「内向型の自分を変えたいと思ったら読む本」)

