下記は「カリスマヘッドハンターが教える のぼりつめる男課長どまりの男」から一部を抜粋したものである。
のぼりつめる男が面会のアポイントをとるときは?
のぼりつめる男は、「こちらの希望日を3つお伝えします」
課長どまりの男は、「ご希望の日時をお知らせください」
〜ファーストアプローチに、さっそく分かれ道がある〜
のぼりつめていく人と、そうでない人。
「この人、さすがだな」「できるな」と思わずうなってしまう人は、ファーストアプローチから違います。
「アポイントをとる」・・・誰もが行う、ビジネスシーンでは日常的な場面で、さっそく、「おっ」と思わせるか、「あれれ?」と感じさせてしまうか。そこにも一つの分かれ道があると私は思っています。
メールで、ときには電話の時もあるかもしれませんが、アポをとろうとするとき、あなたはどう伝えますか。
A「希望日の日時をお知らせください」
B「○月○日○時、✖️月✖️日✖️時のいずれかではいかがでしょうか」
さて、あなたはいつもどちらで、アポイントを取り付けているでしょうか。答えは・・・アポとりのメールのやりとりで、もっとも非効率なNGパターンは、
A「希望日の日時をお知らせください」です。
「本来、最低限何度もやりとりで済むことなのか」を考える。これは、その後のやりとりを想像すれば、すぐに納得いただけるでしょう。
あなた「希望の日時をお知らせください」
相手は「では○月○日○時、✖️月✖️日✖️時のいずれかではいかがでしょうか」
あなた「大変申し訳ございません。いずれも埋まっておりました。その次の週ではいかがでしょうか。」
相手は「では○月○日○時、✖️月✖️日✖️時のいずれかではいかがでしょうか」
あなた「○月○日○時でお願いいたします。」
きっと、このようになる事でしょうか。しかし、ながら、この5回のやりとりは、本来、2回で終わらせる事ができるものなのです。
あなた「当方の希望候補びは以下の通りですが、ご都合いかがでしょうか。○月○日○時、✖️月✖️日✖️時」
相手「では「✖️月✖️日✖️時」でお願いいたします。
前者のパターンでは、「ご希望をお知らせください」と、相手を尊重したつもりでいて、結果的に相手に余分な手間をかけている事になります。これは例えるなら、自分の「カード」は出さないまま、相手の「カード」を出させている状態です。
相手に手帳をめぐらせ、複数案を出させた上に、さらにそれが都合が合わないとなると、その同じ手間を2度と取らせる事になります。
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