なかなかストレス解消が出来なかったり、何か良い食べ物はないかとお探しなら、まずはビタミンB1を取ってみてください。
【脚気の原因はB1】
ビタミンB1の不足ふぇ起こる脚気は、全身の倦怠感や手足が重くなったりむくんだりといった症状になります。手足に症状が出ますが、それはB1が脳と非常に関係があるビタミンであるがゆえに起こることの可能性もあります。【B1で脳を活発に】
足などの末梢神経をつかさどるのは脳になります。脳を働かせるエネルギー源はブドウ糖質でこれをエネルギー源として利用するのはB1が必要になります。B1がなければ脳にエネルギーが十分に供給されなくなり末梢神経を働かせることが出来ず足が痺れたり運動能力が低下したりします。
また、脳へのエネルギー不足は精神的な不安定や眠気を作り出します。
【疲労物質の蓄積を防ぐ】
B1が不足してブドウ糖が完全に利用出来なくなると、脳だけではなく体内に乳酸などの疲労物質がたまりやすくなります。これらはだるさや倦怠感などの原因になります。激しい運動をする人、お酒や甘い物や穀物といいった糖分をよくとる人は、B1をきちんと取らなければ、本人も気づかないうちに今一つ元気のでない「プレ脚気」のような状況になっていることもある可能性があります。
【B1の効能】
1.ストレスを緩和する。B1は脳へのエネルギーの安定供給と。精神的な安定にも大きく関与。
2.アルツハイマー症に
脳内の神経伝達物質を正常値に保つ働きがあるため、効果があるとの報告もあります。
3.ウェルニッケ脳症の防止
ビタミンB1不足で起こる日本人を含むアジア人の典型的な病気は脚気でs。これが同じB1不足でも、欧米人にはウェルニッケ脳症として現れます。
この病気は眼球の運動麻痺や、言語中枢が侵されのが特徴で、脳障害から死にいたる病となります。また、慢性アルコール中毒症と一生になると、健忘などの症状を併発することもあります。
同じB1不足でこのような違った病気を引き起こすのは、アジアの場合のデンプン中心の食事と、欧米の脂質とタンパク質が中心でしかもアルコール飲酒量がケタ違いに多いなど、さまざまな原因が考えられています。
(引用:ストレス解消!体に効く ビタミン・ミネラル)
